山田牧場と温泉三昧の旅
ガスが多くて眺望があまりよくなかったけど、絶景ルートの志賀草津道路を走るのはかなりご機嫌。これは芳ヶ平湿原を上から見た風景。天気がよければ日曜に歩こうと思っていたが、悪天候のため断念。
白根山の駐車場に車をとめて、本白根まで2時間半のトレッキングをした。歩き始めは草津国際スキー場の敷地内。冬の喧騒がウソのような静かな佇まいであった。
木道を歩くのは楽チンで楽しい。針葉樹が多くて、北八ヶ岳の雰囲気に似てた。
針葉樹を抜けるとカーンと視野が開けて、火山帯らしい荒涼とした風景が広がる。
天気はいまいちだが、久々に高山らしい風景に満足。気持ちいい。
下山したあとは高山温泉郷へ行き、五色温泉で立ち寄り湯。ここのお湯は名前の通り、白、ブルー、グレー、クリーム、緑と5色に変化するそう。この日は露天風呂はグレー、内湯は白濁した緑だった。グレーのお湯は初めて見た。露天はお湯が熱すぎて入れなくて残念だったけど、内湯が雰囲気があってかなりよかった。
山田牧場はかなり広大で気持ちいい場所だった。まだ時期が早いせいか放牧された牛も少なくて、また観光牧場って雰囲気がないのでとても静か。山に囲まれた異空間という感じだった。
牧場の広大さに対して、キャンプできる場所は結構狭い。でもこの日テントを張ってたのは3組だったので、かなり広々。勿論フリーサイトで直火もOK。下が牧草なのでフカフカしてて快適だった(でも馬糞に注意)。
テントの中で2時間くらい昼寝して、今度は七味温泉に行ってみた。本当は牧泉館という宿のお風呂に入りたかったのだけど(7つの源泉をブレンドした温泉らしい)、時間外だったのか戸が閉まっていて入れなかった。仕方ないので、その近くにあった山王荘という旅館のお風呂に入れさせてもらった。白濁の硫黄泉。掛け流しのいいお湯だった。
ひとっ風呂浴びた後はキャンプ場に戻って待望の夕飯。今回は鉄鍋ビビンバと炭火焼肉。いつもダッチオーブンの洋食が多いのだけど、たまにはこういうのもいいな。本当に美味しかった。
友人が作ってきてくれた、タン塩用のネギ塩タレが激うまだった。今回一番のヒット。
翌日はキャンプ場を後にして、草津に移動。志賀草津道路の途中にある「ほたる温泉」の源泉近くで、地面から温泉が湧いていた。熱そう。
ずっと入りたかった、ほたる温泉の熊の湯ホテルのお風呂に立ち寄った。1000円とここら辺の立ち寄り湯としては破格値だけど、満足できるお湯だった。昨日の五色温泉は白濁した緑だったけど、こちらのお湯は透明度が高くてバスクリンのような緑(と言っても、こちらも季節や時間によって白濁するらしい)。温泉て本当に不思議。
お約束の草津の湯畑。本当は大滝の湯に行きたかったけど、混雑してるとうい看板があったので西の川原大露天へ行った。ここは開放感はバツグンなのだけど、泉質が万代鉱ストレートなのでイマイチ。なので仕上げに白旗の湯に入ってご満悦の旅は終了。帰り道にある川原湯温泉の笹湯にも立ち寄りたかったが、力尽きて次回に持ち越しとなった。