− 残雪の涸沢テント泊の旅 −
やって来ました上高地、河童橋からの穂高連峰。雲ひとつない快晴でゴージャスな眺めです。睡眠時間3時間で車で飛ばして来たので寝不足だけど、朝ごはんを食べていざ出発!
毛繕いをする猿。人間に全く動ぜず。
梓川は雪解け時期もお美しい。奥に見えるは常念(と教えてもらった。山座同定が全く出来ないわたくし。)
徳沢近くの水溜りにはカエルの卵がてんこ盛り。ちょっとグロい。
徳沢のキャンプ場。天気がよくて最高に気持ちよさそう〜。ペースは至って快調で、徳沢は通過なり。
横尾に到着。ここまでは完全春モード。GW過ぎてすっかり静寂を取り戻してます。
横尾大橋。お昼を食べてご機嫌に出発。
横尾からも暫く雪なし。というか暑い!汗ダクダク。
沢の上に出来たクラック(というらしい。これも教えてもらう。何にも知らないわたくし。)斜面には雪崩の跡。怖い怖い。
今年は雪解けが早いらしく本谷橋は既にかかってた(冬の間は外れされる)。冬道は雪がだいぶ緩んできてるので危ないと聞き(デブリというのを踏み抜くと沢に落ちて死亡)、デブリ恐怖症の私達は夏道をチョイス。写真は冬道を行く人達。
夏道よりを行く私達。最初は急斜面をよじ登る感じでかなりビビリ気味。でもすぐ慣れて後は何とか大丈夫だった。
途中から合流して只管上を目指す!
夏より直登できて楽しい。ご機嫌なわたくし。
上の方ビカビカ。そして雪崩の跡だらけ。後で聞いたら全て今日起きた雪崩らしい。ブルブル。
美しいシュプール。そして雪崩。
涸沢ヒュッテ到着!
快晴!
いつみてもウットリ&神々しい。
早速設営。初めての雪上テント〜。みんなスコップで地ならししてたけど、持ってないので超適当。お陰で床はコブだらけ(涙)
夕食はヒュッテのカレーとおでん。そしてコーラ命(ないからペプシ)。うま〜。
夜半から暴風と雪でビビって眠れず。そして寒い!何も凍らなかったから実はたいした事なかったみたいだけど、私には寒かった。全て着こんでシュラフでガクブル。でも深夜2時にトイレに行ったら、外の様子が思った程酷くない感じで安心してやっと爆睡。朝には晴れると信じて・・・しかし起きたらこの通り。昨日との差に愕然。山を侮ったらあかんです。
帰りは悪天候にビビリ気味で写真撮る余裕なし。グローブしてたし。でも思いの外順調に戻りました。河童橋からの穂高。寒々しいぞ〜。でも無事に戻れた事を神に感謝。ぶーちゃんを未亡人にしなくて済んだ〜(男の場合はなんつーの?)大変だったけど、とっても楽しかったです。