紅葉と那須岳登山＆那須湯元温泉を堪能すべく、那須高原にキャンプに行ってきました。今回お世話になったキャンプ場は那須休暇村のキャンプ場。サイトはこのようにいい感じですが、すぐ脇を県道が通っていて夜の交通量が結構あります。それがかなりのマイナスポイントかな〜。あ、でも今回は途中からそんな音を消し去る雷雨にやられたんだけど（涙）

夕飯の支度の前にひとっ風呂。那須湯元にある有名な「鹿の湯」に行ってみました。洗い場もなければ休憩場もない昔ながらの湯治場なのですが、ここは観光客に大変人気で週末ともなると芋洗い状態なのだそうです。確かに駐車場はいっぱい。でも中はそこまで混んでなくて、ゆっくり浸かる事ができました。夕飯時だったからかな？お湯は酸性の硫黄泉で私がもっとも好きな泉質。青森の酸ヶ湯と似た感じで、大好きです。ええわええわ〜。都心と違って夜になると気温も低く、長湯も快適。お陰で芯からポカポカになりました。でもキャンプサイトに戻ってみると、ちらほらと雪が。初雪じゃ〜。早速火を熾して、夕飯の準備をしました。今回は珍しく和風の献立。友人が作ってくれたネギと生姜の効いた手羽先が美味しかった〜。

明日は登山だからと10時過ぎにはそれぞれのテントへ。しかーし、夜中から地響きがするほどの雷雨が始まり、テントだから音がもうすごくて怖くて寝られません。耳を塞いで丸くなってました。やっと３時近くに静かになったと思ったら、その後は暴風雨。テントが揺れる揺れる！トイレに行くのも面倒臭くて決死の覚悟です。ああ山麓でよかった。これが山頂だったら死亡です。んで、目覚ましをかけた６時に起きてみたものの、外は相変わらず暴風雨。友人と携帯で話して登山中止をあっさり決定。すぐに二度寝しました〜。次に10時頃起きたら雨は止んでいるものの、空どんより。風も強い。山もうっすら初冠雪です。

でも雨が止んでるので全然オッケーです。キャンプ最高フォ〜。ってワケでテンション上げて、朝の火熾し。チキンのトマト煮を新たに作り、昨日のネギと生姜の残りにご飯入れておじやにしました。うんまい。今回私は秋晴れの元落ち葉の研究をするハズで、図鑑持参でした。しかし寒いし風強すぎで火から離れられませーん。無念。

朝ご飯食べてのんびりした後、撤収して車で上の方に登ってみました。紅葉もまずまずです。地元のおばさんに言わせると「今年は全然だめ！」らしいですが、でも初めて紅葉らしい紅葉を見れたので十分満足。山の緑の部分（笹）と紅葉のコントラストが綺麗〜。しかしデジカメで撮った写真は天気が悪いせいかくすんで全然綺麗じゃないっ。なので、フォトショップで補正させていただきました。ぶぶぶ。JRの写真も絶対補正してるよね〜。

こちらが無修正。

それからキャンプ場からほど近い、北温泉旅館に行きました。紅葉の山間にある一軒宿。駐車場から10分程度歩いて行きます。見かけはかな〜り好み。

文豪が愛した宿、な佇まい。でも中に入ると完全に「つげ義春」の世界です。

宿の前に大きな温泉プールがあります。小さな滑り台（ウォータースライダー？）もあります。しかし泳いでいたのは全裸のおやじ。絵が汚いぞ〜。いやしかし北温泉旅館、館内が異空間すぎ。かなりエグいです。単なる昔の佇まいと違って、なんつーの？ああもう表現が難しいなあ。怪しさ200％です。女将タイ人だし、無愛想すぎっ。でも好きです。一緒に行った友人は怯えてました。怖い、絶対泊りたくないって。うはは。